渋谷エリアは再開発により、駅前を中心に大きく変化しています。そして今まさに、JR渋谷駅の直上で、渋谷エリアで一番の高層ビルとなる「渋谷スクランブルスクエア」が建設中です。
2019年11月に第Ⅰ期開業予定の渋谷最大級の複合施設について、詳しくみていきましょう。
概要
名称 | : 渋谷スクランブルスクエア 第Ⅰ期 (東棟) |
所在地 | : 東京都渋谷区渋谷二丁目23番 |
アクセス | : JR山手線渋谷駅直結 |
敷地面積 | : 15,275.55㎡ |
延床面積 | : 約181,000m² |
階数 | : 地上47階、地下7階 |
高さ | : 約230m |
用途 | : 事務所、店舗、展望施設、駐車場、駅施設など |
事業主体 | : 東京急行電鉄㈱ / 東日本旅客鉄道㈱ / 東京地下鉄㈱ |
設計者 | : 渋谷駅周辺整備計画共同企業体( ㈱日建設計 / ㈱東急設計コンサルタント / |
㈱ジェイアール東日本建築設計事務所 / メトロ開発㈱ ) | |
デザインアーキテクト | : ㈱日建設計 / ㈱隈研吾建築都市設計事務所 / ㈲SANAA事務所 |
施工者 | : 渋谷駅街区東棟新築工事共同企業体 ( 東急建設㈱ / 大成建設㈱ ) |
工期 | : 2014年度~2019年度 |
開業 | : 2019年11月予定 |
出典:東京急行電鉄㈱ / 東日本旅客鉄道㈱ / 東京地下鉄㈱
今回ご紹介しているエリアは、2019年11月に先行開業する「東棟」と呼ばれるエリアです。今後「西棟」、「中央棟」が建設予定で、全体の開業予定は2028年となっています。
出典:東京急行電鉄㈱ / 東日本旅客鉄道㈱ / 東京地下鉄㈱
フロア構成
45階~屋上 | : 展望施設(SHIBUYA SKY) |
17階~45階 | : オフィス |
15階 | : 産業交流施設(SHIBUYA QWS) |
地下2階~14階 | : 商業施設 |
出典:東京急行電鉄㈱ / 東日本旅客鉄道㈱ / 東京地下鉄㈱
《展望施設 SHIBUYA SKY》
14階、45階、46階、屋上には、日本最大級の展望施設「SHIBUYA SKY(渋谷スカイ)」が誕生します。
日本最高峰の地上約230メートルを誇り、スクランブル交差点や富士山、東京スカイツリーなど360度一望できます。雨天の際はデジタルテクノロジーを利用した屋内展望施設も兼ね備えているので、雨天時でも楽しめます。
出典:東京急行電鉄㈱ / 東日本旅客鉄道㈱ / 東京地下鉄㈱
名称 | : SHIBUYA SKY(渋谷スカイ) |
フロア | : 14階、45階、46階、屋上 |
屋上展望空間 | : 約2,500㎡ |
屋内展望施設 | : 約3,000㎡ |
入場料 | : 2,000円 |
SHIBUYA SKY ロゴデザイン 出典:渋谷スクランブルスクエア㈱/東京急行電鉄㈱ / 東日本旅客鉄道㈱ / 東京地下鉄㈱
《オフィスフロア》
17階~45階のオフィスフロアは、渋谷駅周辺最大級となる賃貸面積約73,000m²、基準階面積は最大約2,900㎡(約870坪)の ハイグレードオフィスとなります。
―入居テナント―
現在10 箇所に分散する東京・渋谷のオフィスを2 箇所のビルへ集約。渋谷区宇田川町「Abema Towers」へメディア事業、ゲーム事業、本社機能が入居し、「渋谷スクランブルスクエア」に広告事業が入居する予定。
入居フロア | : 5フロア |
階数 | : 不明 |
移転時期 | : 2019年秋冬予定 |
現在3拠点に分散するオフィス機能を集約。住友不動産渋谷ファーストタワーより本社移転予定。
入居フロア | : 不明 |
階数 | : 不明 |
移転時期 | : 2019年秋冬予定 |
渋谷ヒカリエより本社移転予定。
入居フロア | : 2フロア |
階数 | : 24、25階 |
移転時期 | : 2019年秋冬予定 |
ニューオータニガーデンコートより本社移転予定。
入居フロア | : 2フロア |
階数 | : 42階、43階、44階の一部 |
移転時期 | : 2020年春予定 |
世界中でコワーキングスペースを提供している米国の企業で、5フロアに国内最大規模となる3500隻のスペースを設ける予定。
入居フロア | : 5フロア |
階数 | : 不明 |
移転時期 | : 2019年12月予定 |
渋谷インフォスタワーより移転予定。
入居フロア | : 1フロア |
階数 | : 不明 |
移転時期 | : 2019年秋冬予定 |
入居フロア | : 不明 |
階数 | : 不明 |
移転時期 | : 不明 |
《産業交流施設 SHIBUYA QWS》
15階には、多様な人々が交差・交流し、社会価値につながる種をうみだす未来共創施設「SHIBUYA QWS(渋谷キューズ)」が入居します。
200名規模のイベントスペースをはじめ、「問い」を起点とした独自プログラムと、東京大学・東京工業大学・慶應義塾大学・早稲田大学・東京都市大学の5大学と連携し、分野を超えた新しい発想による知の融和、価値の創造、クリエイティブ人材の育成を目指します。
SHIBUYA QWS ロゴデザイン
出典:渋谷スクランブルスクエア㈱/東京急行電鉄㈱ / 東日本旅客鉄道㈱ / 東京地下鉄㈱
《商業施設》
地下2階~14階には16フロアで展開する営業面積約32,000㎡の都市型商業施設です。この大規模な商業施設には、フード、ファッション、ライフスタイル雑貨、カフェ・レストランなどが出店予定です。
コンセプトは「ASOVIVA(アソビバ)」。時代の最旬があふれる渋谷で、「憧れ」や「ワクワク感」を求めて訪れたお客さまを“VIVA”なキモチにさせる、遊び心あふれる「3つの遊び場」を提案します。(「3つの遊び場」=「買い場」「過ごす場」「集いの場」)
―入居テナント―
◆トラットリア アマルフィターナ
青山のイタリアンレストランが出店予定。
現在明らかになっているのは「トラットリア アマルフィターナ」1店舗のみです。詳細は未発表ですが、パンケーキ専門店「Butter」や、東京ミッドタウン日比谷の「Patisserie&Cafe DEL’IMMO/パティスリーアンドカフェ デリーモ」を手がけている、「株式会社スイーツデザインラボ」が新店舗出店予定です。
渋谷駅周辺の大規模開発の一つである「渋谷スクランブルスクエア」。2019年11月、渋谷駅直結・直上 新ランドマークの開業が楽しみですね!