【コラム】品川駅再開発

JR東日本では品川駅と田町駅の間に“高輪ゲートウェイ駅”が2020年暫定開業予定となり、大規模な再開発が行われる品川エリア。

その中でも今回注目するのが、品川駅再開発です。JR東日本が品川駅の改良計画を発表しているほか、京浜急行もホーム地上化の大改良工事計画・西口での大規模な再開発計画を発表しています。利用者数のとても多いターミナル駅がどのように生まれ変わろうとしているのか、詳しくみていきましょう。

 

JR東日本の改良計画


《京浜東北線・山手線の同一ホーム化》

現在、山手線外回り(渋谷・新宿方面)と京浜東北線(大宮方面)を乗り換える場合、ホームが別のため、階段・コンコースを経由して乗り換える必要があります。これを解消するため、2019年秋頃に京浜東北線(大宮方面)の停車番線を3番線から4番線へ変更を行います。更にホームの拡幅を行い、2022年頃には京浜東北線(大宮方面)と山手線外回り(渋谷・新宿方面)が同じホーム上で乗り換え可能になる予定です。

出典:JR東日本プレスリリース

 

《北側コンコース大幅拡張》

2027年以降順次、北側コンコース内に改札口を新たに2カ所設置するとともに、通路を7mから18mへ拡幅します。コンコース・自由通路の混雑緩和、北側コンコースから港南口への移動時間の短縮を図ります。また、バリアフリールートの拡充のため、北側コンコースと各ホームを接続するエレベーターを8カ所増設し、商業施設等の整備も行います。

出典:JR東日本プレスリリース

 

京浜急行電鉄の改良計画


《京急品川駅の地平化》

現在高架上にある2面3線のホームをJR東日本のホームと同じレベルに配置し、あわせて2面4線化により利便性向上および空港アクセス向上を計画しています。地平化することで、品川駅東口から東西自由通路を延伸させて国道15号を越えて西口地区へと繋ぐ歩行者ネットワークを構築することが可能となり、乗り換えの利便性や安全性の向上を図ります。

出典:京浜急行電鉄㈱/京急グループ総合経営計画について

 

リニア中央新幹線


2027年にはリニア中央新幹線の品川―名古屋間の開業が予定されています。駅は、東口(港南口)の地下で、東海道新幹線品川駅の直下、地下約40mの大深度地下駅となります。

出典:スーパー・メガリージョン構想検討会 東京都の取組について~品川駅・田町駅周辺地域のまちづくり~

 

品川駅西口再開発計画


品川駅西口には、「交通機能」・「交流機能」・「サービス機能」・「景観機能」・「防災機能」・「賑わい機能」の6つを、備えるべき機能の基本として考えます。更に、首都圏と世界、国内の各都市をつなぐ広域交流拠点・国際交流拠点としての高いポテンシャルを活かしたまちづくりを進めます。

 

《道路上空の空間活用》

京急品川駅の地上化により、JR・京急両線が同一平面となることで、現在JR線ホームをまたいでいる自由通路を京急線の上まで伸ばせるようになります。自由通路は京急線を越えて国道15号線の上に設けられる歩行者デッキにつながる計画です。

出典:国土交通省 未来の品川駅前空間(西口)計画~国道15号・品川駅西口駅前広場~◆事業計画◆

 

国道15号上空を立体的に活用します。南デッキ部に賑わい広場、開発ビルと一体となった3~4層(想定)の商業施設を配置し、有事の際には防災拠点としての機能を発揮します。北側デッキ部には次世代型交通ターミナルを配置し、自動運転を活用したモビリティなど、新たな交通網の拠点となるとともに、地表面には路線バスの発着場も設けられます。また、4丁目開発地にはタクシー、ツアー系高速バス、次世代モビリティ等を収容する複合ターミナルを、開発と連携し配置します。

 

出典:国土交通省 未来の品川駅前空間(西口)計画~国道15号・品川駅西口駅前広場~◆事業計画◆

 

《次世代型交通ターミナル》

品川の玄関として、新たな「日本の顔」として、これまでにない世界に誇れるターミナル機能の充実を図る品川駅。日本の最新技術による次世代のモビリティを配置し、まちとまちをシームレスにつなぎ、道・駅・まちが一体となった「交流拠点」の整備を行います。

品川駅・高輪ゲートウェイ駅、周辺地域に、次世代モビリティを使ったネットワークを形成します。
◆デッキ上は次世代モビリティと歩行者が共存する新たな移動空間として、世界に先駆け自動運転技術の導入等を図り、歩行者への安全性を確保。
◆次世代型交通ターミナルを中心に、周辺地区内にデポを適切に配置し、利用者の利便性向上を図る。
◆次世代モビリティの沿道施設へのアクセスを可能とし、シームレスな移動空間の実現を目指す。将来的には、次世代モビリティを使ったネットワークをデッキ上等を活用して形成する。

出典:国土交通省 未来の品川駅前空間(西口)計画~国道15号・品川駅西口駅前広場~◆事業計画◆

 

《国道15号・品川駅西口駅前広場の将来の姿》

最先端のモビリティ(自動運転等)の乗降場を集約した「次世代型交通ターミナル」、利用者動線の交差部には連携の拠点となる「シンボリックなセンターコア」、有事の際には防災拠点としても活用できる「人々が集う賑わい広場」、タクシーやツアー系高速バス、次世代モビリティ等の乗り換えも可能な「開発計画と連携した複合(交通・防災)ターミナル」、と主に4つのエリアに分かれた将来の品川駅西口駅前広場のイメージです。

出典:国土交通省 未来の品川駅前空間(西口)計画~国道15号・品川駅西口駅前広場~◆事業計画◆

 


品川駅はJR各線、リニア中央新幹線、東海道新幹線、羽田空港、成田空港、東京を経由し東北方面までと、日本各地や世界と人々をつなぐ、国際交流拠点の役割を担います。

「世界の人々が集い交わる未来型の駅前空間」を目指し、新たな国際交流拠点の形成に向けて動き出している品川エリアの将来が楽しみですね。

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