【コラム】新生「渋谷パルコ」

渋谷区の大型商業施設「渋谷パルコ」が2019年11月下旬に新生「渋谷パルコ」としてグランドオープンします。1973年のオープン以来、日本有数の流行発信地である東京・渋谷の発展の一端を担い、2016年8月から建て替え工事のために一時閉店していました。1969年の池袋PARCO開業から50周年を迎える節目の年に生まれ変わる「渋谷パルコ」を詳しくみていきましょう。

 

概要


名称 : 渋谷PARCO
所在地 : 東京都渋谷区宇田川町15-1
年間テナント取扱高目標 : 約200億円
投資額 : 約214億円
商業延べ床面積 : 約42,000㎡(ビル全体延べ床面積:約64,000㎡)
階数 : 商業 地下1階~地上9階、10階一部(ビル全体:地下3階~地上19階)
開店日 : 2019年11月下旬
営業時間 : 物販・サービス 10:00~21:00/飲食店 11:00~23:30
  ※一部店舗は営業時間が異なります。
店休日 : 不定休
店舗数 : 約180店舗
WEBサイトアドレス : https://shibuya.parco.jp/ (ショップリスト)

出典:㈱竹中工務店

 

「世界へ発信する唯一無二の“次世代型商業施設”」をビルコンセプトに掲げ、ニーズを満たすのではなく新しい消費提案や価値観を提供。

また、ビルターゲットを「“ノンエイジ” “ジェンダーレス” “コスモポリタン”」とし、特定の年齢層や性別で絞らず、新しいことや個性を追求する都市生活者が世界中から訪れるビルを目指します。

 

5つの構成要素&ショップ


新生『渋谷PARCO』は、「FASHION」「ART&-CULTURE」「ENTERTAINMENT」「FOOD」「TECHNOLOGY」の5本の柱を軸とした計約180店のテナントが出店します。

出店するテナントから一部ピックアップし、5つの構成要素に沿ってご紹介させていただきます。また約180店のテナント詳細はこちら渋谷PARCOホームページからご覧ください。

 

1.FASHION

――ラグジュアリー・モード・ストリート・カジュアル・ヴィンテージなど東京の様々なジャンルを代表する約100のショップを集積し、お客様にファッションの面白さを再提案します。――

 

1階・2階には力を入れるラグジュアリーブランドを集積。「コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)」「グッチ(GUCCI)」「ロエベ(LOEWE)」などのファッションブランドをはじめ、「ディオールビューティー(DIOR BEAUTY)」「イブサンローランボーテ(Yves Saint Laurent Beauté)」「イプサ(IPSA)」などのコスメブランドも出店。

3階・4階にはブランド育成を目的とした編集売場を展開。

出典:㈱竹中工務店

 

2.ART&-CULTURE

――ギャラリー機能を備えたショップが9店舗オープンするほか、様々なカタチのART&-CULTUREが登場します。――

 

4階には日本国内のみならず、世界へ向けてカルチャー情報発信を行う「PARCO MUSEUM TOKYO」が開館。

地下1階には渋谷スペイン坂よりギャラリー「GALLERY X」が移転オープン。アートからアニメやゲームなど、PARCO編集の企画を展開。

6階には「Nintendo TOKYO」や「ポケモンセンターシブヤ」、「刀剣乱舞万屋本舗」などのジャパンカルチャー発信ゾーンを設置。

その他、美術専門誌「美術手帖」による初の直営店「OIL by 美術手帖」、「ほぼ日刊イトイ新聞」が手掛ける「ほぼ日カルチャん」と「ほぼ日曜日」などのギャラリー型ショップがオープン。

出典:㈱竹中工務店

3.ENTERTAINMENT

――多岐にわたるエンタテインメント施設を館内に備え、良質なエンタテインメントをお届けします。――

 

8階には、パルコ文化発信の核となる「PARCO劇場」が2020年3月にグランドオープン。席数は旧劇場の約1.5倍となる636席に拡張し、すべてがS席。年間の公演は100%パルコが自主プロデュース。

同じく8階に、パルコ自社運営のミニシアター「CINE QUINTO」がオープン。ジャンルを問わず良質な作品を上映するほか、海外ミュージカルなど“映画以外”の作品も上映。

地下1階には、ライブハウス「CLUB QUATTRO」がプロデュースするミュージックカフェ&バー「QUATTRO LABO」が、吉祥寺路面から移転オープン。ハイエンドオーディオと3,000枚を超えるレコードコレクションにより、アナログレコードリバイバルを象徴する店舗を目指す。

出典:㈱竹中工務店

 

4.FOOD

――食をビルの重要なチャームととらえ、“そこに集まり、コミュニティを形成し、空間と時をともに楽しめるような場所”をコンセプトに編集しました。――

 

地下1階には、メインレストランフロア「CHAOS KITCHEN」を展開。「食・音楽・カルチャー」をコンセプトに、ミシュランビブグルマンを獲得した名店の新業態から、うどん、ジビエ・昆虫料理、純喫茶、ミックスバーまで、多様なジャンルの21の飲食店が出店。物販やギャラリーも合わせ“カオス”な飲食ゾーンを提案。

7階には、「金沢まいもん寿司」、「博多天ぷらたかお」、「渋谷焼肉 KINTAN」、「中華そば専門 田中そば店」などの日本食や、ヴィーガン料理専門店などを展開。

1階路面部には、物販併設のカフェや日本酒、ビアスタンドに加え、フードカルチャーを発信する食のギャラリー「COMINGSOON」、フラワーショップに不定期で登場するワインバーなど、街歩きと掛け合わせて楽しめるショップが登場。

 

5.TECHNOLOGY

――デジタル化時代におけるお客様との新しいコミュニケーションや買い物のあり方を提案します。――

 

5階には新たな試みとして、店頭販売に加えECを併設したオムニチャネル型売り場「CUBE(仮称)」を展開。従来の売り場より小さなスペース・店頭在庫数で、商品はデジタルで在庫管理し、「PARCO ONLINE STORE」(EC)でも販売。

同じく5階に、VR(仮想現実)・AR(拡張現実)・MR(複合現実)といったXR技術を活用し、コンピューターで制作した3次元のクリエイティブ作品を、スマートフォンやAR対応グラスを通して、展示する空間演出も。

地下1階には、XRコンテンツ事業を手掛ける「ティフォン」の新業態カフェ「Tyffonium cafe」が出店し、ARを組み合わせた新感覚スイーツを提供。

1階には、日本初となるクラウドファンディングを活用した実証実験型AIショールーム「BOOSTER STUDIO by CAMPFIRE」が出店。IoT製品などをはじめ世に出る前のユニークなデジタル製品やアイデアに触れて試すことが可能。

出典:㈱竹中工務店

 

建築意匠


《立体街路》

渋谷の特徴である「坂」と「通り」に注目し、通路・階段をスペイン坂かららせん状に建物外周に沿って10階までつなぐ“立体街路”とすることで、街と融合した建物となっています。フロア毎に店舗への入り口を設け渋谷の街を歩いてるような空間を創出し、人々が集い憩う場となるよう、休憩スペースや四季を感じさせる植栽を配置しています。

4階・8階・10階の屋外広場では、1階の広場とも連動したイベントの開催を予定しています。

出典:㈱竹中工務店

 

《外観》

「原石の集積」がテーマとなっている様々な面を持つ立体的な外壁構成は、異なった形状・素材(思想・才能)が惹きつけ合い一つの塊になることにより、インキューベーション・イノベーションの誘発を表現しています。

出典:㈱竹中工務店

 

《環境に配慮した省CO2型ビル》

渋谷PARCOは、下記3つの取組が評価され、「サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)」として国土交通省より採択されました。

1. 屋上広場・立体街路などの魅力的な屋外空間の創出
2. コージェネレーションシステム(CGS)を中心とした高効率エネルギーシステムの積極的導入
3. デジタルコミュニケーションによるエネルギーの効率的利用の促進

最新設備機器の導入にとどまらず、エネルギー管理システムを活用した“見える化”により運動効率を高めた省CO2型の複合ビルを実現。“都市型ファッションビルにおける省CO2リーディングプロジェクト”として、他の複合施設へサステナブルを波及します。

 

《ナカシブ通り》

渋谷PARCOパートⅠとパートⅢの間にあった道路は、ペンギン通りとオルガン坂をつなぐ、24時間通れる2層吹き抜け、幅8mの歩行者専用通路として生まれ変わります。「サンドウィッチ通り」と呼ばれたこの通りを「ナカシブ通り」と命名し、通路の両側に10の路面店を設け、2階部分には幅約17m×高さ約3mのアートウィンドウを設置します。

出典:㈱竹中工務店

 

地域への貢献


新しい渋谷PARCOは「街づくり」へ貢献していきます。

1.歩行者へ配慮した「街づくり」

◆周辺の歩道や敷地内の広場を整備し、歩行者のスペースを拡充
  ⇒街歩きしやすい環境・地域のにぎわいの創出を図る
◆地域荷捌き場や駐輪場をビル内に設置
  ⇒路上荷捌きや路上駐輪など、街歩きの妨げになっている地域課題への取組

2.屋外広場を活用したイベントやファッション・演劇文化の育成・情報発信

◆ビルに設置した屋外広場で、地域と連動した幅広いジャンルのイベント開催を通じて、街場の活性化へ貢献
◆PARCO劇場やインキュベーション型ショップ、クリエイティブスタジオでの、ファッション・演劇文化の「インキュベーション」「情報発信」を行う

 


特定の年齢層や性別にターゲットを絞らず、約180のショップを展開し、世界から人が集まる「唯一無二」の次世代型商業施設を目指す新生「渋谷PARCO」。2019年11月下旬のグランドオープンが待ち遠しいですね!

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