会社紹介 オーティファイ株式会社
事業内容：AIを用いてソフトウェアテストを自動化できるクラウドサービス「Autify」の開発・提供をされています。誰にでも簡単にテスト自動化のための設定や実行、運用まで行えるため、アジャイル開発に必須なリリースサイクルの高速化を実現することが可能です。
ご担当者様
代表取締役CEO 近澤様
クリアビジョン担当者
-CVとの出会い～移転ヒストリー
大蔵：本日はお時間頂きありがとうございます。まずは近澤様との出会いに遡ってお伺いさせて頂ければと思います。よろしくお願いいたします！
近澤様：こちらこそ、よろしくお願いいたします。
大蔵：2018年初頭、弊社増田のお客様からご紹介頂き、私が担当させていただくこととなったのが始まりでした。
近澤様がアメリカから帰国されたタイミングで、早々にお打合せの機会を設け、アークヒルズのカフェで初めてお会いしたことを昨日のように覚えています。
近澤様：アークヒルズでしたか。良く覚えていらっしゃいますね！
大蔵：最初にご提案させていただいた際、「ここまで色々と準備して頂けて嬉しいです！」というお言葉をいただいたことは今でも忘れられませんし、非常に優しい方だなと感じました。
近澤様：非常に分かりやすく比較検討できたので助かりました。
大蔵：ありがとうございます。そこから最初のオフィスである水天宮前のブルーメTAKAHASHIにご移転となりました。
近澤様：懐かしいですね。現オフィスの7階会議室より小さかったですからね。6人しか入らないほどの広さだったので、今だと想像できないですね。
ただ、物件のスペックが非常に良く、最高の物件でした！
それから1年余り経過して、2019年8月に人形町の＆WORK NINGYOCHOに移転しました。その後、新型コロナウィルス流行に伴いフルリモートに踏み切り、1年経たずして解約することになりました。
中国をはじめ、諸外国で感染者が出始めたことから、日本で流行する以前からトップダウンの意思決定でフルリモートに移行しました。今後働き方が大きく変わっていくと想定し、いち早く意思決定した方が良い、と思ったたことを今でも覚えています。
結果、フルリモートでも仕事は通常通り回り、固定費が削減された分、採用に回すことができたのでベストな判断だったと感じています。
-オフィスの意義・必要性
大蔵：コロナ禍でオフィスの在り方が問われる中、先見の明を持ちフルリモートに移行されましたが、近澤様のオフィスに対する考え方について教えてください。
近澤様：フルリモートに移行して、オフィスがなくても仕事が回ること、それなりにプロダクティブにできることが判りました。
とはいえ、フルリモートで100人・1000人の組織を作るのはかなり難しいのではないかとも思っていました。2022年中には100名組織になることを見据え、2021年に入ってから、今後もフルリモートで運用していくのか、再度オフィスを構えてハイブリッドにするか選択肢を検討しはじめました。
大蔵：確かに組織を構築していくうえで、完全フルリモートはハードルが高いですよね。
近澤様：フルリモートにして、組織がサイロ化しやすいことにも気付きました。
20・30人の組織でも、ほとんど話さない人が出てきたり、開発チームは開発、CSチームはCSにしか向かないという現象が生まれ、コミュニケーションのパスが限定されてしまう懸念がありました。
強い組織を構築していくためにコミュニケーションの網目を張り巡らせなくてはいけない中で、オフィスを設けて出社してもらい、Face to Faceの同期的なコミュニケーションによって得られる信頼感の醸成、メンバー達が自然と網目を作り出してくれたところに熱量が生まれれば、全体に伝播していくであろうという仮説の元、オフィスを持とうと決断しました。
-移転の経緯、始動までの流れ
大蔵：フルリモートから一転、再度オフィスを持つ決断をされた経緯をお聞かせください。
近澤様：初めての緊急事態宣言が明けて、オールハンズ (全社会議) をオンサイトで行ったりしましたがアメリカにもメンバーがいる中でもちろん全員が来られるわけではない。
会議室や貸スペース等を借りて、Web会議システムをクオリティ高くメンバーに届ける為にセットアップに30分かかり、マイクのハウリングやカメラ・マイクの微調整等、毎回場所毎に準備するのは困難だと感じました。
良い体験を届けるには自社オフィスでボタン1つでオンラインとオフラインが繋がる場所が絶対必要だと考え、オフィスを作るタイミングなのではないかと検討し始めました。
ただ、2021年4月～5月ころには、2022年にはオフィスが必要だなと考えていました。
その後、ワクチンが日本で普及し始めたタイミングで、今ならまだ競合企業も少なく、オフィスマーケット的にも選択肢が多いと思い、今だ！と判断しました。
早いタイミングで意志決定した方が、1・2年後のコストパフォーマンスは圧倒的に出ると思っていました。フルリモートを続けることは決めていたので、2～3年中長期的に使えるよう、広めに借りることを考えました。
-新オフィスに求めた条件＆今回の物件を選んだ理由
大蔵：今回のオフィスはどのような想いで探されて、決断されたのでしょうか。
近澤様：場所は日本橋の由緒正しい雰囲気が気に入っているため、日本橋近辺を希望しておりました。
空間としては、広いオープンスペースでオールハンズやイベントができて、オンラインオフライン同時に配信できる設備とハイブリッドに使える場所を作りたいと考えていました。
今後様々な働き方が実現できるオフィスを作りたいと思い、最初から決められたレイアウトではなく、自分達で自由に作れるというのが理想でした。
初めは1フロアでのイメージでしたが、実際に内見してみて今回の物件だったら2フロア借りてもいいなと感じ、立地・コスト・物件スペック全てバランス取れていたため、即決しました。
実際、2フロアに分かれていることにより、様々な使い方に対応できるためとてもメリットは大きいなと感じています。
-移転後の社内反応
7階テラス(インタビュー終了後、綺麗に虹がかかりました！)
すごくいいですね！週1日出社の想定でしたが、週3～4日とかで来ていたり、毎日来ている社員もいて皆非常に喜んでくれています！
-担当の大蔵への一言
我々も成長してきましたが、大蔵さんも一緒にパワーアップされていて、とても頼りになりました。
今回も比較表でご提案頂き、本命の2・3棟に加え、上手くバランスの取れた物件を8棟ほどピックアップして頂きました。
こちらの求めていることをしっかり汲み取っていて、「これ以上ないの？」と聞く必要のないパーフェクトなリストが揃っていたため、非常に決めやすかったです。
契約まで進めるプロセスも「もっとこうしてほしかった」という点が一つもなく、大満足の移転となりました！
ありがとうございました！
-営業担当からの一言
3回目のご移転プロジェクトもサポートさせて頂き、誠に有難うございました！
本日、初めて新オフィスへお伺いさせて頂きましたが、まさに現代におけるコロナ禍に適応した「ハイブリッドオフィス」が仕上がっており、「こんな機能あるんですね！！」の連呼となり、ワクワクが止まらなかったです！
今回のプロジェクトでは、「フルリモート⇒150坪～200坪オフィスへの移転」との背景もあり、幾つか特に意識してプロジェクトを進行させて頂きました。具体的には…
・お客様が求めている「オフィスの定義」は何なのか？
・お客様に工数を掛けることなく、円滑な意思決定に繋げて頂けるよう先回りの意識
上記は当たり前の意識前提かもしれませんが、近澤様からのフィードバックにおいて、体現出来ていたようでホッとしています。
今後も、貴社の目標に向けての一助となれるよう、弊社のミッションとして掲げている「永続的なパートナー」として、次回のご移転時もサポート出来るよう、私も精進して参ります！
今後とも宜しくお願い致します！
-最後に今後の展望について教えてください
■事業について
最近、対外的にも言い始めているのが、2027年を目標に二桁ミリオン（1兆円）以上でナスダックに上場するというのを、一旦長期のマイルストーンとして考えています。二桁ミリオンのマーケットキャップでナスダックに上場した日本発スタートアップはいないため、成し遂げたいと考えています。
また、会社として目指したい世界観として、開発を始める時にオーティファイのAIをチームメンバーとして入れるといった“AR（オーグメンテッドリアリティ）”により、開発を拡張させるといったことを実現したいですね。
■採用について
現在（2022年4月1日時点）正社員数はアメリカが7人、日本が48人、業務委託等含めると70人ほど。
毎月5人ずつくらい採用できているので、このペースで行けば2022年中に100人を超えます。とはいえ、事業の伸びや目指しているゴールに対してはまだまだ仲間が足りない状況でして、あらゆるポジションにおいてしっかりと裁量を持って活躍いただけるような環境があります。
”日本発でグローバルを取る”という、まだ成し遂げられていないものを実現できる可能性がある、本当に数少ない会社だと思うので、共感して野望を持った方は、是非弊社に来てください！
採用ページ：https://autify.com/ja/careers
オーティファイ株式会社
会社HP https://autify.com/ja
所在地 東京都中央区東日本橋2-22-1
入居ビル クロスシー東日本橋ビル6+7階
坪数 160-180坪
利用人数 50名
